Jリーグから公表されている各クラブの財務情報から、マーケティング、経営効率、経営戦略、財務状況の4つの視点から総合評価したとのこと。(2014から公表しているそうな)
トリニータの総合順位がどうかと言うよりも、このサイトのリンク先にある『調査レポート』は目を通すとなかなか興味深いです。
当然ながら大分FCにも届いていることでしょうから、経営面で改善すべき点は把握されていると思います。
例えば、大分で注目すべき点は「客単価」がJ1最下位で、首位の浦和の5,318円よりも半分以下の1,868円となっています。
グッズ単価は顕著に低くJ2よりも低い。
J1昇格した年でグッズ販売は伸びる傾向なのにそのチャンスを生かすマーケティング戦略が成果に結びついていないとのご指摘。(魅力的な商品が少ないと思っているので、納得してしまった)
また、大分のチーム人件費がJ1で低いのは有名ですが、勝ち点1あたりチーム人件費はJ1でNo1です。(最も効率的に勝ち点を獲得したとの結果ですが、計算すりゃあ当たり前)
その反面で勝ち点1あたり入場料収入になると最下位の広島に続いて下から2番目との結果。
なんだかんだで言い方変えれば、我々大分サポーターは、とってもお安くリーグ戦を楽しんでいるとも言えます。(経営面からすると、それで大分FCは良いのかという話しになる)
などなど是非とも目を通すことをお勧めします。
ちなみに、この調査レポートを纏めたデロイト トーマツはグローバル経営コンサルティング会社で、仕事柄、何度かお仕事を一緒にしたことがあります。
この程度の調査を正式に依頼すると世間の金銭感覚とかけ離れたお金を要求されます。